キャノンデールから都市生活者向けのおしゃれでカッコいいアーバンコミュニティサイクル誕生。
昨今、東京の中心部などではUberEatsがフードを飲食店から配達する姿が目につくようになった。
近距離配達における自転車の効率の良さが改めて見直されている格好か。
そんななか、アメリカンバイクの雄、キャノンデールから都市生活にぴったりでデザインコンシャスなシティサイクルが登場。
その名もTreadwell 。
男性にも女性にも扱いやすく、それでいてスポーティーな走行も楽しめるといういいとこ取り。
片道数キロくらいの近距離移動に特化してカラーリングや装備などでデザイン性でも楽しめる製品。
自転車の実力の話でいえば、フレームは軽量で剛性の高い同メーカーの伝家の宝刀とも言えるアルミニウム。
CAAD12などの6069系ではなくベーシックな6061だが、アルミフレーム作りにある意味特化したメーカーゆえ、信頼性はあるだろう。
軽量で強靭なアルミフレームを用いているのは室内に運び込む際にも有利。毎日の足として考えているならなおさらだ。
足回りはしっかり、そしてスッキリしている。
コストの問題からかテクトロ製だが油圧ディスクブレーキを採用、パイプ内にケーブルを通すインナータイプなので見た目がとてもスッキリする。この辺りも都市型デザインコンシャス。タイヤも少し太めのブロックタイヤを履かせて、刻一刻と変化する、都会のあらゆる路面状況に対応。
実用性はともかくデザイン性としてのカゴが良い感じ。
対荷重は10キロとのこと。ちょこっとワインや食べ物を買って持って帰ったりするのに便利そう。犬もギリギリ載せられるかな?
この自転車で面白いのがステムにはスマホをマウントするためのホルダーの取り付け場所がある点か。
きちんとiPhoneを手軽に確実にマウントできるのは便利。
マウントして何するかといえばやっぱりサイコン代わりに使うことだろう。
フロントホイールにはGarminと共同製作したというセンサーが取り付けられていて、スマホのアプリをダウンロードしてペアリングすればサイコンのような機能が楽しめる。速度、距離、カロリーなどが表示可能になるらしく、自転車の楽しみをお手軽に高めることができる。
このようにセンサーそのものを最初からインテグレートするのは素晴らしい、ありそうでなかったパッケージングのアイディアだと思う。
また、少しワイドなバーハンドルはBMXをイメージしたらしく、デザイン上のアクセントにもなっている。
当然、幅が結構あるので、スーパーの駐輪場などではちょっと使いにくいかも。
高いデザイン性を備えて都市生活にターゲットを絞りきったパッケージングの妙である。
都市生活に最適なプロダクトだと思える。
インスタ映えイメージとしては代官山、中目黒、三茶とかで走らせたところかな?
結構目立つから盗難防止にしっかりとしたロックをした方がいいと思います。