アウディQ2について思う。
最初に、この車、新鮮で若者を対象にしたようなことを謳っていたが、実際乗っているのおっさんばっかりな感じ。
オプションつけたらかなりの高級車になっちゃうんだもん!
デザインはポリゴンをテーマにしてるとの事。
角ばらせたボディはアウディにしては斬新。好き嫌いは分かれそうだけど、この表現気に入りました。
1リットルのターボエンジンは3気筒だがとてもスムーズな回転特性があり、カタログスペック的にはかつての2リッターNAエンジン並みのトルクもある。この排気量でこの性能は、アウディのスローガン、技術による前進を体現。
この車、走ると、とにかく軽快で乗り心地も凄くいい。コンベンショナルなサス形式を考えてもかなりの上級感。
MQBというモジュラープラットフォームの恩恵であろうか。素晴らしいです。
少し前までの高級FFハッチバックなどに見られた、後輪マルチリンクという組み合わせでなくてもここまで出来るのが不思議。
やっぱり自動車って進化してるんですね。
内装の質感は手抜きなしのアウディクオリティと言いたいところだが、最近のアウディは明確にクラスごとの仕上げレベルに差をつけてきているようで、このクラスの競合他社よりははるかに高級感があるがA4,A6などと比較したら当然差はある。ただし、デザインや部品の組み合わせ方のセンスは抜群で、がっかりしたりは絶対しないだろうと思う。
メーター周りはアウディTTにはじまる、フルデジタル液晶が標準装備か?と思いきやオプション。
メーターパネルの反射が抑えられているため見やすい。解像度は不明だがジャギーな感じもなく、ガジェット感もある。
欲を言えば、日本語フォントのクオリティはもう少しあげて欲しかった。今やスマホではかなり凝った文字表現を実現していたりするので、メーター表示内の文字が醸し出すのどこか事務的な表現は改善できないだろうかなどとも思う。
例えば休日のドライブでは映画字幕風にとか。
なお、液晶は常時発光しているので長時間走行時に眼精疲労に繋がらないかは、この車種に限らず不安でもある。
IPhoneのナイトモードのように目を少しいたわるような設定にした方がいい気がします。
とはいえ、やはりデジタル世代としてはgoogle map を表示できる、ヴァーチャルコクピットをつけたいなと思います。
あと、ボディとルーフの2色構成のカラーが良いです。この車なら黄色とか選んでも良いなあ。
都市生活に最適なサイズ感を持ったオシャレなSUVっぽい車。