かつて誰かが、ライカ、アップル、シトロエンを信者が支え続けるコアなブランドにあげていたことを思い出す。
そんなシトロエンの新型c3 かなり製品力が高い感じがしました。
ボディデザインは余計なラインが入らない造形、フロントフェースは個性的でいいなと思います。
ポジションランプがヘッドライトより上にあるのもユニーク。
内装は高級感を追求するのではなくカジュアルシック。ドアの取っ手がカバンみたいになっていたりしておしゃれでした。
エンジンは1.2Lのターボでこの車に対してのパワーは十分以上だと思いました。アイシンAW製の6速ATは変速もスムーズですが結構エンジンを回そうとするセッティングなんでしょうか、思いの外スポーティです。
デュアルクラッチよりも都市部では扱いやすいと個人的には思えました。スムーズなクリープはやっぱり楽。
ゆったりとしたシートは身体を絶妙のところで受け止めてくれます。このシートと相まって、乗り心地は柔らかく、段差をいなすようでした。
製品として、メリハリというか、いい意味で割り切りを感じさせる、無い物ねだりをしないところに好感が持てました。
都内での足にベストな感じです。poloのライバルになるかもしれませんね。
あとは、アフターサポートの充実が要でしょうか。なんせ拠点が少ないですから。