pigmoncafeの日記

渋谷周辺で気になったコトモノについて書いていきます。食べる事好き、コーヒーとワインクラフトビール大好きです。美しいデザインに惹かれています。

BeoSound Balanceが登場

BeoSound Balanceの登場に思う。

これを見た瞬間、既視感があった。そう、IKEAである。
かつてそのデザインを持って圧倒的なブランド力を誇った同社であるが近年はあまり画期的なデザインの商品には恵まれていないようにも見える。
このブランドは何処に向かうのか…



ライフスタイル型デザイン志向の強いブランドであることは重々承知しているが、あまりにも無個性な感じがするのは私だけであろうか。
SONOS やIKEAのホームスピーカーのような印象すらある。

台座の部分がオークウッドとなっており、ナチュラルとブラックの2色。

あまり主張しない二つの円筒形を組み合わせた、プリミティブな要素を持ったデザインに特化しているようだが、内蔵しているスピーカーユニットは7つもある。
ここら辺がこのメーカーの素晴らしいところ。

2 x 5,25” woofer drivers
2 x 3” fullrange drivers
2 x 2” full range drivers 1 x 3⁄4” tweeter

上下に向かい合ったウーファーが2基、(振動を打ち消すためであろう)
大きさの異なるフルレンジドライバーが2基と1基、そしてツイーターが1基。

ビームフォームという言葉を用いているので、AcousticLensTechnologyとは別の考え方の技術であろうか。
DSPによる音場補正をするのか、それともスイッチなどによるポジション別のプリセットがあるのかは現状ではわからないが、
Appleスマートスピーカー同様にマイクで環境に応じた補正を積極的に行うタイプの可能性もある。
スペックシートには全く記載がない。

※追記 やはりマイクによる音場測定を行なっているようです。


お値段はしっかりとB&O価格で公式サイトでは2000€

内蔵するスピーカーユニットはゴージャスだが、基本的にはモノラルスピーカーとして見たほうが良い構成。


けっこう現物見ると良かったりするのもこのメーカーの美点。
結局は楽しみ。
時代の変化を捉えて、その時代のラグジュアリーを表現しているとも言える。